文化・芸術

2008年8月29日 (金)

心の自由民権ー人生主義とは? 9月26日(金)

西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは衆議院議員の福井照さんです。福井さんは元建設省に勤務され都市問題に大変詳しい人です。取り付きにくいと市民には敷居の高い都市計画問題や、まちづくり問題をわかりやすくお話いただけると思います。

 今日のテーマは「心の自由民権ー人生主義とは?」でお話をお聞きします。

 福井さんはホームページのなかで「好きな時に子育てができ」「好きな時に親の介護ができる」「またなによりも大切な事、即ち自分の心のケアも好きな時にできる」、自分の人生を設計どおり生きることができる、そんな人生を支援することを本意とした社会を創らなければならないと思っています。」

 そのためには

「今必要なのは枝葉のような個別の政策ではなく、より上位概念であり、個別の政策をコントロールする領域、即ち人間のあり方を根本から見つめ直すベーシックポリシー、或いはスーパーポリシーといってもいい領域であると考えます。

 今の日本からこの分野がすっかり抜け落ちてしまっているからこそ、政治不信はむろんのこと現代人の根源的な不安、不満に立ち向かうことができないでいるのです。」と言われています。哲学のようですが、今一度解説をお願いします。

F3_r 福井 今言われた途中で、皆さんは「気を失った」と思うんですけれども。
 たとえば後期高齢者医療制度に対する国民のブーイングというのも、1つの現われなんですね。というのはやりたいことは、できるだけ長生きしていただきたい。1分でも1秒でもわくわく、どきどきして長生きしてもらいたい。そう生きてくださいね。と。

 そのために必要な医療費は確保したいので、こういう仕組み(後期高齢者医療制度)にしますと。今まで市町村ごとにアンバランスだったしたので、県全体で1つにしますと。そういうことなんです。それだけなんですね。

 後期高齢者とか。いきなり年金から天引きするとか。あまりにデリカシーがない。ということなんです。僕に言わせばデリカシーがないとか言う問題ではないんです。
 つまり目的なんですね。僕も行政にいましたので、目的意識がはっきりしていなければ、すべて誤解を生んだり、うまくコミュニケーションができなかったりします。そういうことなんですよ。

 今まで戦後経済を立て直す。地域を立て直す。それから貿易をもっと増やす。それが行政目的でした。もうそれは終わりました。もちろん外交や防衛も必要です。今からは「人間1人1人が1番大事。」「1人の人生がいかに守られているか」がお互いに分かり合うこと。「1人1人の人生が1番大事であると言う社会を作り上げること。」を目的にして政治も行政も魂の底から心を合わせていかないとならない。

 というのを自由民権運動にひっかけて「心の自由民権」と最初から申し上げていました。自由民権の国高知ではそう言っているけれども、東京ではコミュニケーションできないので、「今までは経済中心の資本主義だったけれども、人間を大事にする。1人1人を大事にすると言う意味で、資本主義から人生主義へ。人生が1番大事。目的である。そんな世の中にしましょう。」と言っています。

 いろんな事件も起こるでしょう。くっついたり離れたりするでしょう。殆ど苦しみの人生ですからね。でもそのたびに暖かく、支援できるような、人生の都合に合わせて行政が動いていく。そういう仕組みに変えなければいけないということです。

 例えば市役所の部署(課)の名前も「20代課」「30代課」とか。そういう風でいいんです。今は縦割りも厚生労働省とか経済産業省とかの霞ヶ関の様式にあわせて県庁も市役所も組織になっています。

 そんなんじゃなくて市役所ぐらいは私たちの人生にあわせた、段階に応じた課(部署)であったらいい。ホテルによくありますなんでも相談できます人が、そこにいます。そういう組織。行政の考え方。政治の世界もそういう風に変える。根本的に変えなければ今は立ち行かないのではないか。そういう思いの投げかけなんですね。

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西村 同じような質問です。われわれ市民の側からしますと「政治家はどうしてあんな大きな家に住んでいるのだろう?」「政治家はどうして自分のことしか考えないのか?」とか「どうして政治家は金儲けできるのか?」と批判をします。

 しかし政治家主催の国政報告会などをたまに聞きに行くこともあります。
国政の報告などでは「これこれの道路をこしらえました。どこどこの地域に国の交付金を取り付けました。」という「成果を誇示する」説明があるのが普通のようです。そういう説明を聞かないと市民は納得しないようですし。

 有権者としては「地域に公共事業をたくさんもってきてくれ」と言うし、市民としては「政治家は自分のことしか考えないのではないか」とも言います。市民であり油研社の側が矛盾しています。

 お立場上困っておられると思いますがそのあたりの聴衆の反応とか。最近の政治の動き。あるいは国政の動きなど。かなり市民というか有権者の意識は変わってきたのでしょうか?

福井 9年前に第1声を上げたときはすごい熱い思いがありました。お互いに、僕自身がすべて考えたわけではなくて、皆さんと一緒に話したことをだんだん昇華して言って水蒸気になったんが「心の自由民権」というものです。

 そういう意味から言いますと高知県民はひじょうに進んでいるんですよ。ただそれは「潜在意識」なんですね。それをはっきり意識として顕在化して、表面に出てきて、だからこういう考えだ。と意識にのぼるというところまでは高知県民もそうだし、ましては日本国民全体はいっていないです。

 私も行政にいましたから、けっして政治家は尊敬しておりませんし。尊敬していない政治家にどうしてなったの?と家族に言われたりして。ですから政治家になったつもりもなるつもりもないですけれども。志はそういう日本全体を変えるとか。日本が世界に恥ずかしくない国にするとか。

 文化をつくる。ということをずっと都市計画をしてきましたので。文化をつくる。歴史をつくる。そういうことを生涯の仕事にしようと。やっていました。

 政治でもヨーロッパの政治家はほんの一言で、文化的知性と教養を感じさせることがあります。バチと言ったりします。そういう発言をする政治家は未だかつて日本にはいませんでした。

 あるいはパリの大改造をしたのは政治家の発想、デザインでやったのだけれどもそういう政治家は日本にはいません。

 戦前に後藤新平という人がいました。歴史的にはただ1人だけです。そういう意味で知性と教養。文化をつくるという様な政治家が1人でも2人でも出てきたら最高ですし。

 私の訴える「心の自由民権」というのは人の幸せとはなにかだけを毎日24時間考える政治家がもし100人いたら、抜本的に日本は変わります。

 幸せとは何かを考えず。なにも考えないでずっとこの100年間来ました。だから根本的な目的意識を持つことが未だにない。と感じています。

西村 福井さんは「私の政治信条」のなかで「ユーバーポリテック」=超政治、次世代のための政治。哲学・思想・歴史観・宗教性・時代認識・長期展望を備えた政治と言われています。

 それはグローバルな観点から、ローカルのことを考えることなのでしょうか?
 福井さんとは考え方が違うかもしれません。
 昔石橋湛山という政治家がいましたが、宗教家であり、エコノミストであり、「小日本主義」という大局観がありました。植民地主義を放棄しアジアの国々と共存して反映する展望をきちんと持っていました。
 自由民権運動の先駆者を先祖に持つ高知県民は「ないものねだり」をせず高貴な目的を持って活動をしようよということなのでしょうか?
 高知県民は潜在意識で高貴な目的があるとのことでしたが、表に出てくる兆候は出てきたと思われますか?

福井 十分出てきていると思います。
 こんなことを言いますといつも怒られています。政治の世界には「階層」があります。

 まず「選挙のレベル」があります。次に「政局のレベル」があります。この前の国会のような。それから「政策のレベル」があります。その次に「政治のレベル」があって、その次に「「ユーバーポリテックというレベル」-大政治という歴史認識があります。

 私たちが付き合っている政治家の人たちは、殆ど選挙のことしか考えていない人たちとしか付き合っていない。ということですね。
 
 今変わりつつあるのは「環境」です。2人の話は共通しています。地球環境で自分を見つめ直すこと。日本人が世界に誇れることは「自然との一体感」です。

 今分子生物学で60兆個の人間の細胞があります。100兆個の微生物がいて、長くても半年。早ければ3ヶ月くらいで酸素も炭素も水素も私たちの体の中で入れ替わります。

 だから食べるのです。食べたものはすべてわたしたちの血になり、肉になり脳細胞になり、すべての細胞になります。それで入れ替わったものが便や尿や汗で排泄されます。半年前の自分と今の自分とは分子レベルでは全然違います。なにも残っていない。すべて風になっている。

 これが自然との一体感を日本人は持っている。だから地球を大事にする。家族を大事にする。地域を大事にするのです。そういう発想は欧米人にはないのです。

西村 2000年以降日本の自殺者は3万人を越えています。少子高齢化社会で人口減少になっている日本で自殺者の数が減らないのはなぜなのでしょうか?
 小泉内閣の構造改革により「格差社会」がより大きくなったからなのではないのでしょうか?3万人の自殺者の数は異常であると思います。

福井 異常事態です。3万人の下にピラミッドがあります。うつ病の方が30万人。うつ病予備軍が300万人。日々苦しんでいる人が3000万人。そういう大きな山があり、水面上に出てきているのが3万人ということです。

 ですから何千万人という人々の心が病んでいるのですね。と言うのは最初の話しに、戻りますが、「思いやり」とか「尊厳」とか、日本人が農耕民族としてずっとしてきたここと。助け合って生きてきている。助け合いいつくしみあい共同して働いて、同じ分け前で暮らしていた。

 そういう農耕民族としての暮らし方が、小泉ー竹中路線の「新自由主義」のリベラリズムでぶち壊されました。それで格差が出てきました。それで心が病んでいる。というのはまさに至言だと思います。そのとうりだと思います。

 ですから自殺者対策とか、うつ病対策とかなんかではなくって、今の私たちの暮らし方の根本原理というものをもう一回見つめなおして、日本人の良さは、「一緒に助け合って生きていくんだ。」と。同じ分け前で生きていくんだと。

 それは社会主義だと言われようが、そうなのです。

西村 それは以前福井さんが言われていた「ソーシャル・キャピタル」という考え方でしょうか?いわゆる共同体意識でしょうか?

福井 共同体ですね。

西村 僕らも中途半端にしか習いませんでしたが「ゲマインシャフトとかゲゼルシャフト」とか。ゲマインシャフトのようなものでしょうか。

福井 中国人の諺に「日本人に気をつけろ。社会主義者になってしまうぞ。」というのがあります。それぐらい世界では日本は「社会主義国」だったと。
 つまりいかに平等に「分け前」をもらっていたか。かつての日本。つい20年前、10年前までの日本です。

 それはつい30年前、40年前までは福井さんの田んぼもご近所全部が出て、田植をし、稲刈りをした。同じ分け前で、同じ所得で。助け合って生きてきました。というのが日本民族の原点です。その生き方を忘れてはいけません。

 

西村 ユニバーサルな社会の実現は可能なのでしょうか?そのためには市民1人1人が差別も偏見ももたないユニバーサルな考え方にならないと実現しないのではないのでしょうか?

そのあたりはどのようにお考えになるのでしょうか?

福井 ユニバーサル・デザインの根本はそれこそ、普段の普通の人がいかにラクチンで、気持ちいいなというデザインができるかということです。
 道路にしてもLRTにしてもそういうことだと思います。

 ですから原点で、いかなる人も同じように、同じような気持ちで、造ったりできるかというふうなことです。

 すべてのひとが共同して、ソーシャル・キャピタルですね。すべてのひとが参加して同じ喜びを味わえるような。そんな場をどうやってつくれるのか。それがユニバーサル・デザインです。

西村 先日も福井さんは高知福祉機器展も見学行かれたようですね。人間の尊厳を保つための福祉機器とか。機器をいろいろ体験されたうようですが・・。

 そのあたりの感想などはいかがでしょうか?

福井 個人的にはいろいろ失敗したことがありました。車椅子をエスカレーターに乗せる機械をつくろうと思ったりしていました。本当に難しいんですよ。

 ものすごく微細な技術が必要で、遅々として完璧にならないのです。実際開発に携われておられる技術の方々は頑張っても誰が乗ってもスムーズに行くなと。

 恐怖感もないような。是非設計をしてもらいたいとおもいます。

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2008年6月18日 (水)

子供や青年は社会の宝物  7月25日(金)

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西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは濱﨑一途さんです。濱﨑さんは路上詩人はまじとして金曜日のはりまや橋商店街など高知県下各地で活躍されています。

 独特のアートな字。一度見たら忘れることができません。また濱﨑さんは収益の1部を児童養護施設に寄付されています。
 独特の路上活動をされている濱﨑さんにいろいろ聞いてみたいと思います。

 今回のテーマは「子供や青年は社会の宝物」です。

 濱﨑さんはご自身のホームページの中で、「今子供をお持ちの方ももたれていない方も。、もし自分の子供や、もしくは周りの子が虐待や育児放棄などの環境にあるなら、今すぐ救ってください。
勇気を出して、児童相談所に情報提供してください。」と呼びかけています。

 子供達をとりまく状況は深刻なのでしょうか?

Hamazi2_r 濱﨑 そうですすね。僕が育った施設に行ったときなど先生と話したりします。最近は圧倒的に虐待で入ってくる子供たちが多いとのことです。

 高知県には児童養護施設が8施設あります。どの施設も定員が一杯の状態のようです。状況は良い方向ではなく悪い方向に行っているように聞きました。

西村 濱﨑さんは仕事で稼いだ収益の一部を10万円になると県内の児童養護施設に寄付をされています。児童養護施設へも出掛けられ、講演をされたり、書下ろしをされているようです。
 子供達にはどのような話をされているのでしょうか?

濱﨑 自分が施設で育ったということ。また施設で育っている時の自分の考え方であったり、思い方。路上というところへ1歩踏み出してからの変化というもの。その流れを子供らに話しするとともに、今
僕は夢を持って動いています。って事をお話します。

 施設におるからどうこうではない。施設におるからこそマイナスというものを夢を持つことでばねにして夢をかなえてほしいと思います。

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西村 最近は大人も子供も「コミュニケーション」のとり方が下手なのでしょうか?
その不安につけこみ、あくどい商法もあるやに聞いています。

 マルチやネットワークビジネスなどは将来のある若い人達が取り込まれ、被害が増えているようです。防止するにはどういう心がけが必要であると濱﨑さんは思われますか?

濱﨑 そうですね。防止するには自分の周りに人から話を聞く、両親や友人であったり、経験者から話を聞くことが防止することの一つの方法であると思います。相談する、相談できる人を持っておくことが大事です。

 例えば相談ができない。周りの人にも相談できる人がいない。最終的にネットワークビシネスやマルチにひっかかる人はそれもまた経験ではないかと思います。やってみてずるずると深くいくのではなく。
やめるという勇気を出していくことで良い経験をしたと思えばいいのではないかと。

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西村 マルチにしてもネットワークビジネス、あるいは宗教やときに政治にいたるまで、友達関係を利用してつけこんでくる。自分はその気もないし悪気もないのですが、非常に困りますね。

濱﨑  僕自身の経験からしますと友達が「お前もどうだ」と言う話が何回もありました。友達が本気で自分のことを思っていりのならそこまでしつこく言わないと思います。

 本当の友達関係を築いてているのであればまたそれを断ったとしても関係は続いていく筈です。それを断って友達関係がなくなってしまえば、その程度の友達関係だったんだと僕は思います。

西村 仲間や友人がマルチや宗教にはまると、「お前が入会してくれないと困る」あげくに「おれはお前が入会しないと地獄へ落ちる」なんていわれることもあるかもしれません。
 社会経験の少ない若い人達がとりこまれるようです。濱﨑さんはどう思われますか?

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濱﨑 そうですね。自分がずっと友達であると思っていた人が「入会してくれんと困る」「お前が入会してくれんと俺は地獄に落ちる」とか言われたら助けてやりたい気持ちも出てくるでしょう。

 もし僕が入会しないと友人が地獄へ落ちると言われたら「俺は入会をようしない。地獄に落ちたときに自分を恨んでくれたらいい。」という感じで今なら言いますね。
 どうしても社会経験が乏しいとそういう言葉をかけられたときに迷うと思います。ですので先ほども言いましたが、相談できる人を見つけること。

 断れば友達でなくなるかもと思う人ももちろんいるでしょう。断ることも経験であり、それが自分を育てることになると僕は思っています。断ることも勇気を出してやることであると僕は思っています。

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西村 濱﨑さんは誰にも簡単にできない路上詩人の活動やヒッチハイクしながらの路上詩人の活動をされています。一般的な会社員などの仕事とは異なる世界を知っている人であると思います。

 その貴重な経験から青少年にアドバイスをするとすれば何を語られますか?

濱﨑 はい。人生という大きなものを見たときに、生まれてから死ぬまでに選択は全部自分やと思います。たとえば自分が行った小学校、中学校、高校、大学まであったとしても、
親が言われたからうんうんではなく最後は自分の選択であると思います。もちろん就職もそうです。

 企業であったり、今いる自分の道であったり。
 
 では親兄弟、友人、先生はどういう存在なのか?それは「いろんな意味できっかけをくれる存在」であると思います。

 それは良いきっかけもあれば、悪いきっかけもあるかもしれません。きっかけをくれる周りの人に感謝をすることです。感謝を通り過ぎると依存と言うことになりますと甘えになったり悪い方向へ行ってしまします。

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 その依存せずに、常にきっかけをくれる周りの人に感謝して、きっかけを自分で受け入れて最後自分が答えを出す。それが僕は大事であると思います。もちろん失敗するということもあるでしょう。
それも僕は経験であると思います。経験してさあ次はどうする。

 いろんなきっかけを頂いて、いろんな経験をして、最後は自分が選択して自分の人生を面白く楽しく生きてもらえたらと思います。

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西村 高知は所得が低く、また離婚率が高い県です。育児放棄や児童虐待も多いと聞きます。学校へ行けない子供も多いようです。
 既存の進路を外れると自信を取り戻せない人が多いように聞きます。
 子を持つ親に対してどのようなメッセージを話していただきますか。

濱﨑 僕は未だ親という経験をしたことがないので偉そうなことは言えません。自分が子供に対して、「生んだ子」というとらえかたではなくて、生まれてきてくれた子供。自分を育てに来てくれた子供。
という捉え方もできるのではないか。1つの捉え方だと思います。

 そうすることで目の前の問題に対して自分のことのように本気で立ち向かえると思います。そのことで子供とも本気で向き合える。目の前の問題から逃げることではなく立ち向かう。
子供のせいのするのではなくて社会のせいにするのではなくて、自分を育てるつもりで、本気で子供に対して問題に対してぶつかっていってほしいと思います。

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西村 今年の4月にも香南市の女子中学生が自宅で硫化水素自殺をしました。日本は自ら命を断つ人が3万人もいます。
 濱﨑さんはどう思われますか。まためいめい何をしたら自殺者は少なくなると考えますか?

濱﨑  そうですね。決定的になにをすればということはわかりません。親と子のコミュニケーション。人と人とのコミュニケーション。夫婦のコミュニケーション。それが大事なんではないでしょうか。

 僕個人の意見ですけれどもニュースでこんな事件がありました。自殺がありました。殺人がありました。マスメディアはひとつの事実を伝えるツール(道具)であるとは思います。
でもそれを見て逆に増えるのではないか。僕は心配します。

 仮に一ヶ月に1万人自殺がありましたとニュースを見たら、自殺がもっと身近なものと思う若者が増えて、さっきの連鎖反応ではないですけれども増えていくのではないか。
 メデイァに関わる方もそこを考えたら自殺を少しでも少なくする方法が見つかるのではないかと思います。

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へたれている人へのメッセージ 7月18日(金)

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西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは濱﨑一途さんです。濱﨑さんは路上詩人はまじとして金曜日のはりまや橋商店街など高知県下各地で活躍されています。

 独特のアートな字。一度見たら忘れることができません。また濱﨑さんは収益の1部を児童養護施設に寄付されています。
 独特の路上活動をされている濱﨑さんにいろいろ聞いてみたいと思います。

 今回のテーマは「へたれている人へのメッセージ」でお話を聞きます。

 日本はこの7~8年前から年間の自殺者が3万人を超えています。世界有数の文明国であるのに将来に絶望して自ら命を断つ人が大勢います。
 濱﨑さんはこの問題に対してどう思われますか?

Hamazi1_r_3 濱﨑 まず率直に僕が感じるのは「もったいない!」と思います。命のことですね。また自殺しやすい社会になっていると感じます。
 じゃあ自殺しやすい社会がどういう社会なのか。たとえば小さなありがたいことや、感謝されることをしてもらっても気付きにくい社会。そうなっているいのではないでしょうか。

 その気付きにくい社会プラス、気付きにくい人間になっている。そうなっているのではないでしょうか。

西村 また最近は若い人たちに将来を悲観する人達が増えています。
 学生から就職する時期が早くなり、企業の募集時期も決まっています。いったんコースを外れたらなかなか正社員にもなれない事態になります。

 その現実に悲観して行動したり、ひきこもってしまったりします。そうした若い人が多く出てきたいます。

 同じ世代としてどう思われますか?

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濱﨑 コースを外れたからもうだめだ。というのは間違いであると思います。僕はコースを外れてはじめて気付くこともあると思うんですよ。
 例えば昔であれば親御さんであったり、コミュニケーションのなかで、コースを外れたらこうなるよ。親とか周りの人が教えてくれて、
予防じゃないですけれど、教えてくれたことを糧というか自分のなかの材料として、コースを外れないように正社員であったり、その自分の選んだコースを一生懸命生きてきたと思うんです。

 そのコミュニケーションうんぬんがやはり薄くなっている。やはり自分で正社員になったときに嫌なことがある。すぐに辞めてします。コースを外れたら外れたらで、「
あんな良いところを辞めてもったいない」とか言われてへこんでひきこもってしまうとか。

 もしコースを外れてもそれだけがすべてではないので、外れたら外れたで気付けることに気付いて、そこからどうするのかということに取り組んでいたらと僕は思っています。

西村 子供たちについてお聞きします。濱﨑さんは子供達を観察されてどう思われますか?
 「なんかおかしい。」「いやなかなか将来頼もしい」という事例はありますか?
 また最近の子供達は元気がありますか?濱﨑さんが子供の頃となにか違うなという点はありますか?

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濱﨑 僕はいろんなイベントや路上とかでいろんなお子さんにお会いする機会があります。いろんなお子さんの目を見て言葉を描いています。いろんな目を見させていただいています。

 目を見るなかで、子供はきらきらした、わくわくした目をしている子供が多いです。なかには力のない目をした子供もいます。お子さんに書かせていただいた場合には。「〇〇くん夢ある?」と聞きます。

 例えば看護士さんになりたい。スチュワーデスさんになりたい。とか聞いた後に「なれると思う?」と子供たちに聞き返します。その時に「絶対なれる!」という子供がいたり、「
わからん」という子供もいたり。「なれん!」と言い切る子供もいます・

 昔と今の子供の違いはゲームですね。僕もゲームは嫌いではないですが、カードゲームとか、そのゲームが子供達の中心に今はなっているようですね。昔なら公園で野球をしたり,
昔ながらのあそびでを子供達みなでしていました。それが中心でしたがその中心が変わってしまったことによって子供の質もそんどん変わっていっているのではないでしょうか。

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西村 そうですね。スポーツをしている子供達も居ますが、必ず大人が指導していますし。野球でもサッカーでもそうですね。コーチがいて汚い言葉で子供に当り散らしているようですし。
近所の公園でしています。コーチのおんちゃんらあもボランティアでしているでしょうし。

 男の子でもゲームが流行りましたね。ファミコンと言うたのでしょうか。子供が公園で遊ばなくなりましたね。

濱﨑 イオンでも見かけますね。DSしながら歩いている子供もいますし。

西村 そのあたりでコミュニケーションする力が衰える弱ると思いますね。子供同士がぶつかったり喧嘩して覚えることもあるでしょうし。
 濱崎さんがさきほど言われたようにコースを外れてはじめて気付くことがキーワードではないかと思いますね。

濱﨑 そうですね。

西村 また路上詩人の活動をされているときに、声をかけてくる人はどういうタイプの人が多いのでしょうか?
 人生相談的な内容の話もされるのでしょうか?

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濱﨑そうですね。比較的女性の人がお客さんとして多いです。20代から70代,80代と幅広いです。もちろん男性の方も多く来て頂いています。

 人生相談的な内容もあります。話の中で良く相談されることは、ベスト2はと言いますと、「夫婦問題」と「親子問題」です。

 僕自身がまだ結婚していないので夫婦の経験がありません。また親子ですが、僕も小さい頃に親をなくしていますので、施設で育ちましたので、親子関係の経験も少ないです。

 そういう相談をされたときは、もちろん相談も聞きますが、僕はこうこうこうでという経験上のアドバイスではなくて、ただ自分が感じたことをお話するので少しでもきっかけになればということでお答えをさせていただいています。

西村 濱﨑さんも「へこむ」ときはありますか?そんな場合はどうやって充電されているのでしょうか?

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濱﨑 もちろんへこむこともあります。昔に比べますとへこみにくくなりました。それはプラス思考になったからというのもあります。
 それでも今でもへこむことはあります。へこんだ時は仕事の場所から離れれる場所へ行きます。高知県内ですと仕事の電話があれば仕事へ行ったりします。県外へ1人旅であったり、1泊旅行だったりして充電して、回復して戻ってきます。

西村 濱﨑さんは目標を決めて児童養護施設に寄付をされています。施設の子供達は元気がありますか?また元気がないときには濱崎さんはどういう言葉や行動で励まされるのでしょうか?

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濱﨑 児童養護施設の子供は、すごく元気のある子供、元気のない子供がいます。そういうときには僕は、こういう言葉をかけるということはしていません。
 励ます言葉よりも、自分が施設出身のこういう人がいるということを子供達に伝えて僕の姿を見ていてくれ。と言います。

 子供たちにそう伝えて子供達に僕の姿を見せながら、子供にとって励みになればと思います。

西村 全国各地をヒッチハイクで廻られ、路上活動もされていたとも聞きました。どうだったでしょうか?また次に行かれるのでしょうか?

濱﨑 2年前に高知から東京までヒッチハイクをしながら旅をしました。それ以来していません。また機会があれば自分が楽しみながら面白く旅をしたいと思っています。

 次に行くのであれば九州方面、九州1周のヒッチハイク、旅をしてみたいと思っています。

西村 ヒッチハイクをしながら、路上でのアートな活動もされながらということでしょうか。

濱﨑 はい。そうです。いままで高知で活動してきまして、高知県のお客さんだけの触れ合いでした。旅に出て初めて県外のお客さん、香川や岡山や名古屋やそれぞれの県民性を肌で感じました。

 そういう意味で旅に出て初めて感じることもありますね。
 ヒッチハイクをしたら変わりますね。ひきこもりのこどもたちが勇気を持って挑戦すれば変わりますね。「可愛い子には旅をさせよ」と昔の人はいいますね。

 今は危ないとかいいますね。僕は旅に出るときは死ななければ全部ネタになると思いました。

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アートな字からのエネルギーについて 7月11日(金)

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西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは濱﨑一途さんです。濱﨑さんは路上詩人はまじとして金曜日のはりまや橋商店街など高知県下各地で活躍されています。

 独特のアートな字。一度見たら忘れることができません。また濱﨑さんは収益の1部を児童養護施設に寄付されています。
 独特の路上活動をされている濱﨑さんにいろいろ聞いてみたいと思います。

 今回のテーマは「アートな字からのエネルギーについて」でお話を聞きます。

 アーティストとしての活動内容についてお話を聞かせてください。独特な字は浜崎さんが考案されたのでしょうか?モデルとなる字があったのでしょうか?
 またアートな字は将来変化するのでしょうか?

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濱﨑  僕は筆文字を始めたのは、先週もお話しました軌保博光さんの「答」という本があります。その本を手にしましてそこに筆文字がありました。僕もやってみようと思いました。

 自分描きたい筆の流れであったり。最初は真似から始めました。その後筆の持ち方など独学でやってきました。

 将来変化するのかどうかということですが、僕の基本的なコンセプトは「その時に描きたい字を描く」その時に運びたい筆の流れであったり。将来的にはどんどん変化はしていくと思います。

西村 ビジネスとしての活動についてお聞きします。看板とかポップ・アートも作成されるのでしょうか?どういう業界の人達が濱﨑さんのアートを活用されているのでしょうか?

 おかまいない範囲でご紹介ください。

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濱﨑 看板とかメニューとかのお仕事を頂いています。飲食業で個人経営をされている方の依頼が比較的多くあります。
 筆文字の延長線であれば依頼があれば出来るだけ力になるように仕事をさせていただいています。

33_r_2 西村 濱﨑さんのアートな字を活用し選挙運動された候補者は上位の成績で当選されました。幸運を呼ぶ力があるのでしょうか?
 また結婚式の披露宴のウエルカムボードなども制作されたとも聞きましたが反響はいかがでしたでしょうか?

濱﨑 幸運を呼ぶ力があるのかということですが、パソコンで描く字よりも、筆で描く文字のほうが力やエネルギーは入ると思います。

 ウエルカムボードですが、最近増えています。いつもの結婚式にはない変わったことで依頼を受けています。結婚式の披露宴に来られたお客さんにも喜んでいただいています。嬉しく思っています。

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西村 濱崎さんのアートな字が商品のパッケージにも採用されているようですね。具体例を教えていただけないでしょうか?

濱﨑 最近手がけさせていただいた仕事のなかに、大豊町の碁石茶という茶があって、その碁石茶を配合した碁石茶石鹸があります。碁石茶石鹸のパッケージを描かさせていただきました。

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西村 濱崎さんに頂いた名刺には筆文字カンパニー「オージャス」と書いてありますがどのような意味なのでしょうか?

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濱﨑 インドのサンスクリット語の言葉の中に「身体を流れる活力素」という意味を「オージャス」というそうです。そのキーワードを僕の個人事業の屋号にしました。

西村 濱﨑さんはいろんな場所や部位にアートな字を描かれていると思います。今後書いてみたいところはありますか?

濱﨑 一番僕が希望しているのは車です。車に直に描いて見たいです、一つのパフォーマンスとして音楽にのせて車に描く。一番今やってみたいです。
 その他、人が着ている着物に直接描くとか、パフォーマンスを入れたアートというものをやりたいと思っています。

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西村 「路上ライブ」をして「アートな字」を描かれていますが、訪れる人たちとの会話ややりとりをエネルギーにしているからなのでしょうか?
 またアートな字体は時々「変化する」とも言われていますが、毎年変化されているのでしょうか?

濱﨑 来てくれたお客さんとの会話ややりとりはもちろんエネルギーになります。やはりその日に出逢えたことが、出逢ったお客さんから学ぶ事もすべてを含めて僕が動くためのエネルギーです。

 字体は変化しますが、1年ごとに変化するとか決めているわけではありません。僕自身の変化と字の変化が比例するのです。僕の感覚が変われば字も変わります。

西村 アートな字は、依頼されて描く場合と、路上で即興で描く場合とで異なるものなのでしょうか?

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濱﨑 路上のほうが、その場の雰囲気があります。お客さんがいて僕がいて。僕のほうは緊張感もあって。場の雰囲気の中で双方のエネルギーを詰め込んだ作品ができる。
 路上のほうがよりエネルギーがある作品になると思います。

西村 さきほど濱崎さんは「車にアートな字を描いてみたい」と言われていました。字を描く車と言えば、会社のネーミングであるとか宣伝として見ますね。そういうものではないと思います。どのようなイメージを描けば良いのでしょうか?

濱﨑 一般的に道路を走行している乗用車に、僕はパフォーマンスとして描く。その字を描く工程であったり。車に字を描くという面白さをお客さんなり僕も楽しみながらパフォーマンスとしてやってみたいと思っています。

西村 なかには濱崎さんの作業ではパソコンを使用することもあると思います。パソコンを使用してもベースは筆で描かれた字ですね。和紙に描いてものがベースでしょうか?

濱﨑 自分で描いたものをスキャナーで取り込んでそこからデータ化する作業であったり、字と他のものを組み合わせたり。パソコンでしか出来ない面白さもあります。

 新しい作品もでき面白さで僕は作品を創っています。

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西村 いつも濱崎さんの字を見ますと白い和紙に黒の墨を使用して字を描かれています。それが基本でしょうか?色を使用することはないのでしょうか?

濱﨑 基本的には墨の黒。和紙の白。白と黒のなかでどう表現するのかというのが僕のアートのパフォーマンスです。赤も使用したこともありましたが、今は白と黒を基調にしてパフォーマンスをしています。

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路上から見た街の姿  7月4日(金)

西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは濱﨑一途さんです。濱﨑さんは路上詩人はまじとして金曜日のはりまや橋商店街など高知県下各地で活躍されています。

 独特のアートな字。一度見たら忘れることができません。また濱﨑さんは収益の1部を児童養護施設に寄付されています。
 独特の路上活動をされている濱﨑さんにいろいろ聞いてみたいと思います。

 今回のテーマは「路上から見た街の姿」でお話を聞きます。

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 濱﨑さんはアーケードなどで路上に座ってアートな字を制作される。何年ぐらい前からされているのでしょうか?
 また路上詩人はまじになる以前はどのような仕事をされていたのでしょう?

濱﨑 路上活動をはじめたのは4~5年前からです。路上詩人はまじになる前は高校を卒業して地元四万十市の物産を扱うお店で働いていました。今から約2年前に高知市内に出てきて営業の仕事をしていました。

西村 「路上詩人はまじ」になるきっかけは「ある人の助言から」と以前濱﨑さんに聞きました。路上に出られて「人生観が100%変わった」と言われていたことも聞きました。
 なにがどのように自分のなかで変化されたのでしょうか?

Hamazi1_r_2 濱﨑 あるひとの助言と言いますのは元吉本興業に所属していた軌保博光さんです。その方のアドバイスで路上を始めました。わかりやすい大きな変化で言えば自分自身物凄いマイナス志向でしたが
路上に出ていろんな出逢いや経験を経てプラス志向に変わっていきました。

西村 濱﨑さんは商店街(はりまや橋商店街など)で座られて通行人や商店街をじっくり観察されています。この2~3年の街の変化はどう思われますか?
 なんか商店街も元気がないと思われますが。

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濱﨑 確かに人の流れが少なくなった感じには思います。シャッターの閉まった店が目立ってきて明らかに元気がないなと思っています。

西村 濱﨑さんは筆と紙と机と敷物で、道行く人たちと対話されています。高知の商店街。どうすればもっと元気になると思われますか?

濱﨑 はい。僕の個人的なアイデアと言うか意見なんですけれども。まず商店街のオーナーさんたちが前をどんどん向くことです。
前を向くことの一つとしてオーナーさんが口にすることのプラスの言葉をどんどんプラスの言葉をどんどん使うことです。

 そのことが大事やと思います。商店街というかたまりを「チームとして考えて」盛り上げていく意識に持っていくことが大事であると思います。

西村 さきほど濱崎さんはプラスの言葉を商店主達は使うべきだと言われていました。「プラスの言葉」というのはどんな言葉のことを言われるのでしょうか?

濱﨑 「ありがとう」の言葉であったり、「素晴らしい」とか。商店街であれば「不景気」と言う言葉はマイナスの言葉です。そういう言葉を使うのではなくて「景気が良くなる」
という前向きな言葉がプラスのエネルギーを持った言葉であるということです。

西村 確かにそうですね。みんながみんな挨拶代わりに「景気が悪いね。不況だね。」「シャッターが閉まった店が多くてますます景気が悪いね」と言っていたらますます景気が悪くなりますね。
気もそぞろになって、商いに熱心さがなくなりお客はますます商店街から去っていくと言うことですね。たとえそうでも明るく前向きに元気でやろうということですね。

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濱﨑 そうであると思います。

西村 路上詩人活動で、「これは良いことで励みになる。力をいただいた。」ということはありますか?また嫌なことなどありましたか?

濱﨑 励みになった、嬉しいことはお客さんが喜んでくれる。お客さんが感動してくれる。このことは僕にとって嬉しいことです。また年齢関係なく、アドバイスをいただけることは僕にとって大きなことです。

 嫌なことは。2年ほど前に成人式の時に帯屋町にいました。成人式の日に成人式を迎えた男の子4人組がいました。僕の前を歩く時に吸っていたタバコを僕のほうに投げたことがありました。

 そのときは正直ショックでした。みんながみんな僕を評価してくれているわけではない。若者のその1つの行為はもっと頑張って名前も知ってもらわなくてはならないと思いました。

西村 路上で活動されている濱﨑さんに初対面の人が声をかける場合、どうすれば良いのでしょうか?

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濱﨑 よくお客さんがいないときはヘッドフォーンをして作品を描いているときがあります。その場合は直接声をかけられても聞こえない場合があります。
 そのときは肩をたたいていただくとか。していないときは直接声をかけてください。

西村 「路上詩人はまじ日記」の日誌(cgi)は毎日更新されているようですね。
 4月24日の日誌「連鎖反応」は印象に残りました。

 「人の想いは連鎖反応してしまう。言葉は連鎖反応を助長する。」

 「みんなが不景気やと口にすればお客さんは集るだろうか?
 空き店舗が目立とうが、売り上げが少し下がろうが、「景気よくなるね」と声をそろえたらどうだろう。変わるのは店主の意識やと思う」と書かれています。

 グループの「キーマン」の発言や行動も大事であるということなのでしょうか?

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濱﨑 僕は言葉が現実をつくる。現実を変えていくと思っています。実際昔と比べましたら商店街の人通りとか売り上げとか減ったかもしれません。
 その流れでお店のオーナーさんやスタッフが「不景気でもう高知は駄目だ。」とかいう言葉を口にしたら、余計に連鎖反応が起こります。

 悪いほうに悪いほうに行くと思っています。そういう状況でだからこそ、オーナーさんはさきほど言いました「プラスの言葉」で。もっと良いエネルギーのもとで不景気であっても「景気は良くなるよ。」
「高知は良くなるよ。」とか言葉の使い方。

 言葉の内容を変える。それが僕は大事であると思っています。例えばお店であればオーナーさんや店長さんがスタッフを動かすと思います。キーマンの言葉がどうしてもスタッフに影響を与えます。
キーマンの方が前向きな意識を持つということでスタッフに良い影響を伝えていけるのではないか。と僕は思っています。

西村 確かに濱﨑 さんに言われてはっと気がつきますね。自分らも商人ですから相次ぐ値上で、「値上交渉ばかりで嫌になりますね。」とつい取引先との商談でも愚痴を言います。
そうではなく明るく前向きな言葉を意識して使用すること。
 今後気をつけたいと思います。どうもありがとうございました。

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